製造部
卵加工品製造に関する生産管理、技術開発、資材および設備管理等製造に関する全ての業務を行っております。
基礎研究から品質管理、新製品の開発までを担っております。
数枚の焼鍋で始まった三和玉店の玉子焼作り。以来、40年以上にわたって、一つ一つ丁寧に手焼きされる伝統の技術を受け継ぎ、食文化の、極々わずかな一端を担ってきました。人の健康を守る安全な製品づくりであることはもちろんのこと、真心のこもった手作りの味、他ではまねのできない新しい美味の創造を目指して、おいしさの研究を重ねて参ります。玉子焼をほおばるお客様の笑顔を思い描きながら、卵製品の可能性を追求し、夢のあるビジネスを展開していきます。
製品にこだわりを感じて頂くために
タマゴの生産農家やその加工場に足を運び、原材料の質、安全性を直接確認することから、SANWAブランドのこだわりは始まります。卵原料を提供してくださる方々と共に歩むことは、私たちが製品づくりに没頭する為に必要不可欠だからです。生産者のこだわりを大切にしながら、納得できる製品に仕上げていきます。
職人工場として
卵製品加工は、夜明けの仕込み作業から始まります。毎日変化する製造環境や原料品質を考慮しながら、熟練の職人達が、その日その日に最適なレシピで配合し、火1本1本を操っていきます。より質の高い製品づくりを目指した機械開発、改良も独自に工夫し、少量の受注単位にも対応しております。
単純作業や力仕事を、機械設備導入による生産の合理化で改善する一方、手作りのおいしさを常に念頭に置き、品質向上の観点から必要とあれば、機械化した作業工程を手仕事に戻すことも当然のこととして実行しています。創業以来の職人魂が、変わることなく三和玉店の工場に息づいているからです。
一つしかない製品をつくり続けること
焼き色とそれに伴う独特の風味は、製品一つ一つ違いを持っています。均一の美味を目指して作られた製品にも、この世に一つしかない個性があります。
三和玉店の卵製品は、厳重な品質管理下で生産されています。製品づくりに携わる人、機械設備、空間は、社内管理基準に沿うだけでなく、常に業務改善されるべき対象であると考えています。
一つしかない製品に満足して頂くための責任を、些細な作業の中にも感じ取りながら、一つの製品を完成させていきます。
研究開発室
新製品の開発と品質管理を兼任する部署です。品質管理業務では、毎日の製造品についての物性特性や官能特性を検査する他、生産技術の前提となる品質管理体制自体の改善・維持に日々取り組んでおります。新製品開発では、他の部署と連携し、毎日の食卓や健康に必要とされる「たまごの可能性」を追究していきます。
おいしさの前提
お客様が安心して口にできる製品を市場へ提供することは、私たち食品メーカーの義務と考え、衛生的な生産環境を高度な水準で維持する品質管理体制を実現しています。原料の細菌検査に始まり、工程中の品質検査、生産設備機器の衛生度チェックや出荷前の品質試験等を実施し、わずかでも危険を伴う製品が発見されると、直ちに生産ラインの停止と製品流通の中断命令を下します。
安全性に対する曖昧な判断を許さない意識を隅々まで浸透させ、当部署主導による明確な命令系統をつくりながら、安全性にも満足して頂ける製品づくりに励んでいます。
魅力ある製品づくり
製品の開発では、実際に食べる人を起点に設定し、使い易さや値ごろ感、食風景などを想定しながら、製造・販促・物流・営業を組み立てていきます。どんな人に食べて頂けるかの発想から、資材・製品がどのように消費されるかのことまで、三和玉店ならではの「ひと工夫」された製品を生み出していきます。
また、営業活動に同行しながら、お客様と新製品や品質管理上の情報交換をしたり、時には他の研究機関との共同研究を通じて、既存製品により親しみを感じて頂ける環境作りや、今までにない美味しさの創造にチャレンジしています。
営業部
ルート営業部門では、各地域担当者が商品の配送を兼ねた営業活動をします。お客様の現場の声を聞き、新しい商品構成のご提案や既存商品の改善要望を通して、一つでも多くのメリットを感じて頂けるよう努めています。営業開発部門では、お客様の業種に沿って特化した営業チームが担当地域に縛られず、自らが専門にしているフィールドの顧客中心に営業活動していきます。豊富な情報量とピントの合った営業提案が、お客様の次の事業展開の一助になるよう鋭意努力しています。
最も理想的な状態でお届け
私たちは、タマゴを知り尽くした三和玉店ならではのノウハウで、商品を理想的な状態でお届けする「冷蔵・冷凍日配システム」を確立しています。お客様のご都合の良いときに、必要な量だけ商品をお届けすることを基本概念とする一方で、品質管理の連鎖を断ち切ることなく、安心してご利用頂ける商品流通を日々組み立てています。
フルサポートを目指して
お客様の納入業者の中で、最も頻繁に顔を出す業者だと認められることは三和玉店の喜びでもあります。十分な品質管理下で生産された卵製品を、新鮮な美味しさのまま食べて頂けるように、細心の注意を払い、多頻度・最小単位納品でのフル・サポートを目指しています。小さな袋単位、玉子焼1本からの取引を通じて、頻繁に足を運び、新鮮な情報を提供し、お客様のご要望を持ち帰りながら明日の信頼関係へとつないでいきます。
迅速な営業提案
お客様と、共に歩むパートナーである為に、かゆい所に手が届く御用聞きとなり、ときには先を見据えた提案者として尽力するよう、「営業開発部門」では、お客様の業種に沿ったチーム編成で臨んでいます。小売・流通を営まれているお客様のもとには流通専門の営業チームが、集団給食の事業体には栄養と健康を踏まえた商品提案ができる営業チームが、ピントの合った迅速な対応を実施しています。
総務部
受注業務、人事管理事務から広報庶務まで、縁の下の力持ちとして、また一方では、電話応対を通じて、お客様に最も近い場所でサンワをアピールしていく代表者として、幅広い業務運営を行っている部門です。各部署の業務進捗状況を常に把握しながら、堅実経営を支え、お客様に笑顔で対応していきます。
もう一人のお客様担当者として
お客様の専任担当者は、社外で営業提案する営業部署の者達だけではなく、社内の総務部にも必ず一名受任しています。万が一、営業担当者が不通の場合の副担当者として、二人三脚で顧客サポートすることは当然のことだからです。
電話業務の際、代表取次ぎでは用の足りないケースでは、二番目にそのお客様担当者が迅速に応対します。いつも同じ名前の者が応対するのは、専任サポートの総務社員だからです。
働きやすく働き甲斐のある職場づくり
入社して間もない新入社員は、学卒者はもとより、キャリアをこなしてきた中途入社の方にも、入社後、必ず新入社員研修を行い、新しい職場環境にスムーズに解けこめるようにカリキュラムを計画します。新しいパートナーとして、相互啓発しながら、仕事の楽しさを共感していきます。
信頼される仲介役を目指して
取り次ぎ役として、様々な場面で、人と人あるいは業務と業務の間に入り、迅速にまた確実に仕事をこなしていかねばなりません。小さなミスが生まれないように、日常業務をできる限り標準化し、通信手段を合理化しながら、経営活動そのものが信頼を得るよう、伝言の一つでも細心の注意を払い、毎日の業務を遂行しています。
商品管理部
自社製造の卵加工品以外の、様々な食品資材を管理する部署です。国内外メーカーの商品情報を収集し、仕入から在庫管理、出荷業務をトータルに行っています。魅力ある商品を探し歩きながら、顧客要望に迅速に対応できる供給体制と情報集団を目指しています。
商品を育てる
メーカーから顧客迄の流通コストをできる限り合理化し、価格競争力のある商品構成を作り上げることは私たちの使命ですが、付加価値の高い商品や生まれたばかりの商品を、多くのお客様にご紹介していくことも私たちの重要な基幹業務です。原料配合からレシピ指定で製造委託しているSANWAプライベート・ブランド商品をはじめ、特長ある強い商品を創っていきます。
安心できる商品管理体制
管理条件の厳しい卵加工での経験をもとに、仕入商品の温度管理体制にも万全を期しています。それぞれの商品に見合った温度帯での保管管理を行い、最終出荷前の準備室も冷蔵・冷凍それぞれの温度帯で管理されています。メーカーと同レベルでの商品管理体制を目指しています。
食品の情報家として
商品を単純に横流しするのではなく、その商品の原料産地、製法や風味などの特長から、それを作り出すメーカーの取組みなど、一つの商品が持つ様々な「こだわり」について、情報の収集・蓄積を行い、ご使用になるお客様へ迅速に提供しています。
食品のプロ意識を持ち、客観的な判断材料を顧客に提示する為に、自らが生産現場に足を運び、ナマの情報を把握しながら、同時にサンワが求める品質管理基準や供給体制を満たす商品の流通を実施しています。
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